突然、
<クロアチア>といわれても、どんな国かもわからない。サッカーのワールドカップで日本と戦った相手とか、旧ユーゴスラビアに属していた国だったこと、そして10年前に内戦があったことなどの基礎知識しか持ち合わせていなかった。
<クロアチアの地図>まして、クロアチアへ旅行するなどとは、1年前には全く考えていないことだった。
それが、<行こう!>という決断をしたのは、私が以前勤めていた会社の先輩が、現在クロアチアに在住されており、「遊びに来ませんか!」というお誘いを受けたからだ。
しかし、それでも<怖い国>というイメージをまだまだ持っていたので旅行の決断は出来なかった。その怖い国を払拭してくれたのは、日曜日のテレビ
「世界ふしぎ発見!」で、クロアチアの美しさ<青い海と空>をすばらしい映像で紹介されていたからだ。
そして、我々夫婦の結婚30周年も兼ねていたので旅行の決断が早かった。二人一緒に海外旅行をするのは実に30年ぶりだった。
それから準備を始め、航空券を手配したのは半年ほど前の4月だった。旅行の日程を9月にしたのは、7月や8月の観光シーズンのピークを過ぎていていることや、まだまだ過ごしやすい気候であるという点も強かった。
名古屋からは、ルフトハンザ航空のフランクフルト経由でザグレブまで行ける。ルフトハンザ航空がほんの1〜2ヶ月前にセントレアに就航していたことも助かった。東京からだとオーストリア航空を使ってウィーン経由で行くことになる。セントレアからだと時間も短縮し、しかも航空券も安く上がる。
<HISで格安航空券を買った。でも9月出発・土曜日出発のため、4月出発の旅行に比べてまだまだ高かった。>
旅行のスケジュールはクロアチア在住の先輩が、作ってくださった。
最初の旅行スケジュールでは、私たち二人がクロアチア国内を二人きりで弥次さん喜多さんの珍道中という予定だった。しかし、どうみても言葉が不自由、しかも、旅行慣れしていない我々の不安を考えてくださったのか、先輩の友人方をお誘いくださり、計7人というミニバンを使っての旅行パックを作っていただいた。
実際、二人きりの旅行だと、カバンはリュックにしようか?それともごろごろとカバンを引っぱっていこうか?トイレに行くときはどうしたらいいのか?などなど、色々な不安があったが、それが一掃した。
旅行を終えた今、考えてみても、到底二人きりでは楽しい旅行にならなかったと感じている。おかげさまで本当に楽しい旅でした。
本当に助かりました。ありがとうございました。
以下に旅行のスケジュールを記載します。
2006年9月16日 名古屋⇒フランクフルト⇒ザグレブ
9月17日 ザグレブ⇒プリトヴィッツェ国立公園<世界遺産>
9月18日 プリトヴィッツェ⇒クルカ⇒シベニク⇒トロギール⇒スプリット
9月19日 スプリット⇒プロチェ⇒ストン⇒オレビッチ⇒コルチュラ島
9月20日 コルチュラ島⇒オレビッチ⇒ドゥブロヴニク<世界遺産>
9月21日 ドゥブロヴニク⇒モスタル<ボスニア・ヘルツェゴビナ>⇒ドゥブロヴニク
9月22日 ドゥブロヴニク⇒ザグレブ
9月23日〜24日 ザグレブ⇒フランクフルト⇒名古屋
これから旅行記が始まります。ご笑読ください!
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